Kfas21の特徴
24種類のセグメント情報により、会計情報の多次元分析を実現
会計データはその取引実体別に多くの付属情報を持っています。従来の会計システムでは、勘定科目や摘要などの限られた情報しか会計データには引き継がれず、会計データから詳細な経営管理情報を入手するのは困難でした。
Kfas21では、勘定科目や部門などの基本的な会計情報に加えて、24種類もの付属情報をセグメント情報として会計取引データの付加情報として保持することが可能で、取引実体を詳細に把握することが出来ます。会計データを複数の評価軸で検索・抽出・分析することを可能にし、高度な経営管理情報を提供します。
例として、事業セグメント、地域、顧客、商品・サービス、プロジェクトなどの情報を付加情報として会計データベースに取り込むことにより、会計データの多次元解析を可能にします。
情報セキュリティ対策の充実、内部牽制機能の強化
情報セキュリティ対策は、企業にとって重要な経営課題に他なりません。また、アクセス権限の設定や更新履歴管理は、内部牽制制度を機能させる上で必須の事項です。
Kfas21は高度なセキュリティ対策と内部牽制機能により、会計情報の信頼性確保に貢献します。
●高度なネットワークセキュリティレベルを維持することにより、会計データに対する不正アクセスを防止します。
●取引明細へのタイムスタンプ、ID記録、更新履歴管理などにより、内部牽制機能を働かせ、会計データの信頼性確保に寄与します。
複数法人の管理に対応
昨今、会社経営のグループ化が進み、子会社、関係会社が増えてきている状況です。Kfas21では、複数法人の管理に対応しており、法人単位に部門、勘定科目の設定が可能です。
●法人単位で独自の会計帳票の設定が可能です。
●利用者単位のセキュリティ設定により、使用法人の制御が可能です。
基幹システムとの連携を実現
Kfas21では、基幹システムからデータを取り込むためのインターフェイスを提供することにより、スムーズなシステム間の連携を可能にします。これまで、販売管理など多様なシステムとの連携を実現し、業務の効率化に大きく貢献しました。また、上場企業の基幹システムとの連携実績もあり、大量のデータにも効率的な処理を実現します。
システム運用の容易性
従来のクライアント・サーバ型システムでは、Windowsなど基本ソフトのバージョンアップ対応、アプリケーションソフトの世代管理などクライアントPCの管理に大きな負荷がかかっていました。Kfas21は、最新のアプリケーション稼働環境を採用することにより、これらの問題を一気に解決しました。
●アプリケーションソフトの一元管理を実現し、面倒なクライアントセットアップ作業を不要にしました。